「また野菜だけ残して! そんなことしてたら大きくなれないよ!」

 

こんなセリフ、小さいころに聞いたり、実際に自分がいま子供に言っていたりしませんか?

 

どうして子供は野菜嫌いな子が多いのでしょう?

その理由や克服の仕方などを4つの点でまとめてみました。

 

 

1:子供の舌

2:野菜が嫌いという以外の要因

3:野菜嫌いのまま育つと悪影響がある

4:野菜嫌いを克服する方法

 

 

1:子供の舌

 

 

まず、子供の舌の仕組みから知っていきましょう。

私たちの舌には味蕾(みらい)と呼ばれるものがあります。そこから食べ物の味を受容しているのですが、その味蕾の数は年と共に減少していきます。

 

 

子供の舌はこのように味蕾が多く存在します。そのため、小さい子供の方が味覚に敏感なんです。赤ちゃんに至っては味蕾が頬の内側や唇にもあるんです。

 

大人は舌の経験値が多いので、苦いものやすっぱいものも平気で食べれらますが、子供はこれらの味を嫌がるのはある意味、仕方がないといえるでしょう。

 

特に、味覚には5つの種類があるとされており、それぞれ下記のような意味があります。

 

甘味……エネルギー源となる糖質のシグナル。

塩味……ミネラルのシグナル

うま味…たんぱく質・アミノ酸のシグナル

酸味……腐敗・熟していないシグナル

苦味……毒のシグナル

 

酸味と苦味は経験を詰めば食べられるようになりますが、本能的に子供はこれらを敏感に感じ取って食べるのを嫌がるのかもしれませんね。

 

 

 

2:野菜が嫌いという以外の要因

 

 

子供というのは素直ですが、まだまだ自分のことを言葉にするのは苦手です。

なので、野菜が単純に嫌いという子もいるかもしれませんが、甘えていたり、その他の要因がある場合があります。

 

・口に運びにくい大きさ

・噛みにくい

・飲み込みにくい

・温度が熱すぎる、冷たすぎる

・お腹がすいていない

・生活習慣の乱れ

 

小さい子供なら特に口に入る量が少ないので、食べ物の大きさや噛みにくいというのはストレスに感じたり、食べたくないという要因に繋がりやすいでしょう。

 

また、熱かったり逆に冷たすぎると子供は食べにくいと感じてしまうかもしれません。

大人が感じるよりも少し低いかな? と思うぐらいの方がいいかもしれませんね。

 

他にも2歳ぐらいになってくると自己主張を始め、「いや!」ということが多くなります。難しいですが、野菜が嫌いなのか、甘えているのか見極める必要があります。

 

 

3:野菜嫌いのまま育つと悪影響がある

 

 

小さい頃は野菜嫌いで当然です。しかし、そのまま大きくなって大人になってしまうと色々な悪影響が出てきます。

 

・抵抗力が落ちて、風邪を引きやすくなる

・食物繊維が不足して便秘気味になる

・唾液の分泌量が減る

 

 

 

抵抗力が落ちて、風邪を引きやすくなる

野菜は言わずもがなビタミンの宝庫です。例えば、カブに含まれるビタミンKは骨を作り、血液が凝固してしまうのを防ぎます。また、ピーマンやレモンに含まれるビタミンCはコラーゲンの合成を助けたり、抗酸化作用があります。

 

野菜は風邪を防いだり、今の暑い時期には元気をくれる野菜もあります。ぜひとも野菜は毎日の食卓に取り入れたいですね。

 

 

食物繊維が不足して便秘気味になる

便秘になると体臭や口臭に影響が出ると言われています。本来なら便と共に体外へ排出されるべき有害物質が体内に留まっている状態から血中に溶けだし、やがて体臭や口臭へと繋がってしまうんです。

大人になってから体臭に困る人も多くいます。食物繊維を多くとり、水分補給もしっかりとして毎日決まった時間に便通があるようにするといいでしょう。

 

 

唾液の分泌量が減る

野菜や果物は食物繊維を豊富に含みます。なので、自然と噛む回数が増えて歯や顎を鍛えたり、唾液の分泌量を増やして虫歯の予防にもなります。

 

しかし、今の現代人は昔に比べて噛む回数が減ってきているといわれています。昔はたくさん噛んでいたのに、今はそんなに噛まなくなったということは身体にも影響が出てきます。

 

例としては、虫歯や歯槽膿漏、肥満などです。

 

唾液は炭水化物などにまぶされると分解と消化がしやすくなるので、お米を食べる際にはしっかりと噛んで唾液を分泌することが大切なんです。そうする事で、肥満になりにくかったり、記憶力やストレスにもいいと言われています。

 

 

4:野菜嫌いを克服する方法

 

 

さて、では野菜が嫌いな子供をどう克服させればいいのでしょうか?

 

2歳や3歳のように小さい頃なら野菜嫌いでも多少は問題ありません。しかし、小学校や中学校に上がる年代になっても沢山の野菜が嫌いとなると将来が心配です。

 

しかし、無理に食べさせようとするとトラウマになってしまったりしてもっと嫌いになってしまいかねません。

 

そこで、徐々に慣らしていくためにもこのようなことから始めてみてはどうでしょう。

 

・子供が食べなくてもいいから食卓に出し続ける

・少なく盛りつけて出す

・周囲が美味しく食べている所を見せる

 

 

 

 

食卓に出すことで少しでも興味を持った時に子供が自ら口にするかもしれません。また、少なく盛りつけてちょっとずつでも食べさせていくと、舌の経験値が上がって食べられるようになります。

 

他にも、周りが美味しそうに食べていると本当に美味しいのかもしれないという思いから食べるようになったりする可能性もあります。

 

餃子やカレーなどにすり潰して混ぜるというのもいいかもしれません。

 

最後に

 

子供は舌にある味蕾の数が多く、味に対して敏感です。小さいときは野菜が苦手で当然。

そう考えることで、ゆっくり野菜の美味しさや食べることの大切さを教えていくのがいいでしょう。

 

脇田 里沙

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